里和さんショート

2015年、10年ほど続けてきた帽子作家から、スタイリストになりました。いまは帽子とメガネを専門に、買い物に同行して商品を選ぶスタイリングと、スタイリスト養成の仕事をしています。

25歳で出産した後、産後のストレスで心身が不調に。「趣味を持とう!」と、もともと興味を持っていた帽子教室に通い始めました。
「教室に通っているなら、帽子を作ってほしい」と、ママ友や託児所の先生から依頼され、趣味の延長で作っているうちに、少しずつお金をいただけるようになりました。やがて個展も開催。
百貨店からお声がけいただき、期間限定の催事販売をするようになったときに、1つの壁にぶつかります。お客様から「どうやって帽子を見つけていいかわからない」「自分に似合う帽子を知りたい」と聞かれるのですが、うまくアドバイスができなかったのです。

パーソナルカラーや骨格、輪郭によるイメージ診断などを勉強したり調べたりしてみたものの、帽子は洋服と同じようにはいかない。インターネットで探してみても、帽子専門のスタイリストは見つけられませんでした。
だったら自分で作ろう!
  似合う帽子を見つける3つのポイントを体系化し、接客に使うようになりました。

イメージに合った帽子を選び、お客様に喜んでもらえる。帽子作りよりスタイリングの仕事に楽しさを感じるようになりました。しばらくは作家と並行していましたが、38歳のとき、思い切ってスタイリストに専念することを決めました。

私がメガネをかけていることから、スタイリングの際に「メガネはどう選んでますか?」と聞かれることも増え、メガネについても研究しアドバイスを始めました。帽子は女性のお客様が多いのですが、メガネは経営者や士業の方など男性がメインです。最近では、結婚相談所から依頼を受けて、婚活中のお客様のメガネをお選びすることもあります。

スタイリストになり、多様な職業のお客様と接することで、世界が広がりました。
「自分にはこの形は似合わない」と思い込んでいる人が多いのですが、実際はそうではないこともある。帽子やメガネを変えると、印象がガラっと変わります。お客様から「仕事がうまくいった」「結婚が決まった」という報告を受けると、とてもやりがいを感じます。
洋服と同じように、帽子やメガネをTPOに合わせて着替えてほしい。スタイリングを通じて、そんなことが当たり前になるような世の中を目指したいと思っています。

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