『業界最大手からベンチャー企業へ』安齋慎平　会社員

大学卒業後、業界最大手の企業に入社した私。社会人2年目に副業として始めた「Webメディアでの記事連載」が好調で、そのメディアの上半期アクセスランキング1位を獲得することができました。「記事執筆を仕事にできるかも？」と期待に胸が膨らみました。しかし、今の企業なら、安定した日々を送れます。安定を取るか、自分の道を進むのか。私は下半期のアクセス数を見て、本当にWebメディア業界で勝負できるのか、見極めることにしました。結果、書いた記事の多くがヒット。「よし、勝負をしよう！」と心が決まりました。25歳で会社を辞め、Webメディアを運営するベンチャー企業に飛び込みました。

とはいえ、当時、正社員は編集職しかない時代。私は所詮ブログに毛が生えた程度の記事を書いていただけであり、編集者としてのスキルはゼロ。先輩の仕事を盗み見しつつ、世に出ているありとあらゆる記事をたくさん読み、編集スキルを磨きました。

編集とライティングの経験を積み、今はWebメディアで発信を続けています。私が書く記事を認めてくれる人も増えてきました。街を歩いていても、常に記事ネタを探す日々。ネタの発掘がとにかく楽しくて、悩んだり落ち込んだりする暇なんてありません（笑）。