35歳のとき、11年務めた循環器内科医から、美容皮膚科医に転向しました。心臓のカテーテル治療などの処置から大きく変わり、今はレーザーでのお肌のメンテナンス、リフトアップ、ヒアルロン酸、ボトックス注射などをしています。
もともと、僕は祖父母の代から日本に来た在日韓国人です。親の代までは、韓国籍の人が日本で医師免許を取得するのは難しかったと聞いています。息子を医師にするのは、親の悲願でした。でも、僕自身は美容師になりたかった。家が貧しく、家族を助けるために美容師の夢を諦め、国立大学の医学部に進学し医師になりました。循環器内科医の仕事にはやりがいを感じていましたが、どうしても本来やりたいことと違う、という思いが消えませんでした。
そんなときに、知人から美容皮膚科医の話をいただきました。美容師と同じように、人を美しくするお手伝いができる仕事に魅力を感じ、方向転換を決意しました。病気と向き合う医療は、マイナスをゼロに近づける仕事で、人々に貢献できる意義のある仕事だと思います。一方で、美容皮膚科は、どんどんプラスにしていける。そこには今までとはまた違った喜びがあります。さらに、当直もあり激務だった循環器内科医の時代と違い、いまは自分の時間もしっかり持てるようになりました。
そして、実は次のステージももう視野に入れています。若者たちが経済的な理由で夢を諦めることがないよう、途上国に投資し経済発展を支援するような取り組みもしていきたいと考えています。
もともと、僕は祖父母の代から日本に来た在日韓国人です。親の代までは、韓国籍の人が日本で医師免許を取得するのは難しかったと聞いています。息子を医師にするのは、親の悲願でした。でも、僕自身は美容師になりたかった。家が貧しく、家族を助けるために美容師の夢を諦め、国立大学の医学部に進学し医師になりました。循環器内科医の仕事にはやりがいを感じていましたが、どうしても本来やりたいことと違う、という思いが消えませんでした。
そんなときに、知人から美容皮膚科医の話をいただきました。美容師と同じように、人を美しくするお手伝いができる仕事に魅力を感じ、方向転換を決意しました。病気と向き合う医療は、マイナスをゼロに近づける仕事で、人々に貢献できる意義のある仕事だと思います。一方で、美容皮膚科は、どんどんプラスにしていける。そこには今までとはまた違った喜びがあります。さらに、当直もあり激務だった循環器内科医の時代と違い、いまは自分の時間もしっかり持てるようになりました。
そして、実は次のステージももう視野に入れています。若者たちが経済的な理由で夢を諦めることがないよう、途上国に投資し経済発展を支援するような取り組みもしていきたいと考えています。