晶さんショート

新卒からアパレル会社に入社して3年、憧れだったPRの仕事をするために転職しました。26歳のときの決断です。

大学時代、就職活動を始める前に考えました。自分は何をやりたいのだろう?
自分が好きなことといえば、1つはファッション。子どもの頃からずっとファッション誌を読んできました。もう1つが文章を書くこと。そこで、自分のやりたいことを発見します。
――ファッション関係のPRの仕事がしたい!

インターネット通販のアパレル会社に新卒で入社。入社から3年間、毎日数百着の服に囲まれて、肩幅、袖丈、襟ぐり、ウエストを測り続けました。PR職はエリアマネージャーくらいに昇進しなければなれず、遠い道のりだと思い知ります。
3年経って、この先どうしたいのか、真剣に考えました。職場の環境は良かったのですが、アパレルなので土日が休みではない。給料はさほど上がらず、何より少しでも早くPRの仕事に就きたかった。これから先、結婚・出産や趣味の時間を考えると、土日が休みの仕事に就きたいという思いも強くなりました。

PRの求人を探してみたものの、ほとんどが経験者採用です。そんな中、未経験でも採用しているppcの求人を発見! 専門は食品やヘルスケアで、少しお堅そうだな……とも思いましたが、思い切って応募し、運よく採用が決まりました。

未経験で入社した私は、すぐに「強みを作らなければこの業界では生きていけない」と痛感します。社内に若手が少なかったこともあり、「SNSに強くなろう!」と決め、そこからYouTubeとInstagramをひたすら研究しました。その結果、PR戦略を考える際に、「こんなユーチューバーがいます」「このインフルエンサーと相性が良さそうです」と提案できることが私の武器になりました。

転職から8年。いまは中間管理職のような立場で、後輩指導もしています。コロナ禍では自分でもInstagramを運用し、フォロワーを1600人以上獲得。SNSに関してさらに自信がつきました。
正直なところ、ppcで経験を積んでアパレルのPRの仕事に就こうと思っていましたが、いまはさまざまな製品を扱えることが楽しい。メディアとクライアントの間に入って調整し、双方が納得した記事を世の中に発信した結果、読者に届き反響がある。その瞬間がPR職の醍醐味です。
PRの仕事が大好き。これからも、製品の魅力を伝え続けていきます。

野中晶 Instagram

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