木村友美

33歳のとき、17ライバーを続けながら、外資系IT企業でオンライン講師になることを決めました。

幼少期はバスケットボールやスキー、スノーボードなどが得意なアクティブな子どもでした。当時はやっていたモーニング娘。などにも憧れを持って「アイドルになりたい!」と思ったこともありましたが、大学では小学校の先生になりたいと考えて教職課程に進みました。教育実習をこなす傍ら、「教員の世界に入る前に、一度民間企業で働いてみたい」と考えるようになり、大学卒業後は住宅設備会社への就職を選びました。

営業職として働いていた時代はインセンティブがつくので金銭的に問題ありませんでしたが、総務部に異動した後は少し余裕がなくなってしまいます。しかし代替要員がいなかったため辞めることもできず、何か副業ができないかと考えていた矢先に、友人からライバーの仕事を紹介されました。そこで「失敗しても誰にも迷惑がかからない」と考えて軽い気持ちで始めてみることにしたのです。

雑談を中心にまずは副業で3~4時間配信を始めると、特に30代以上の方々から支持され、少しずつ認知度を上げていくことができました。会社を退職して専業ライバーになってからは1日10時間配信し、配信以外の時間も面白そうな雑談のネタを収集するなど勉強を欠かしませんでした。常に笑顔でみんなが楽しめるような話をし続ける。ライバーは想像するよりもハードな仕事です。定期的に開催されているイベントでは、1位を獲得するためにみんなで視聴時間や視聴者数、コメント数、投げ銭の額などを高めていきます。リスナーとともに協力しながら高みを目指す姿は、まさしく部活。みんなで力を合わせた結果、日本予選を勝ち抜き世界大会に出場できたイベントがありました。世界大会ではシンガポールの高級ホテルに招待され、ドレスアップした姿で17LIVEの公式配信に出演することができました。みんなで目標を達成できた瞬間は本当に感動します。

17LIVEはコロナ禍におうち需要がハマってバズったプラットフォームです。世の中が少しずつアフターコロナに移行する中で視聴者層も変わってバブルが弾け、視聴数も緩やかに落ちていきました。収入源を1つに絞るべきではないのかもしれないと不安に思うようになり、就職活動を始めました。

新しい仕事ではライバーで学んだ技術を生かしていきたいと考えていた矢先、知人の紹介でthink-cell Japanの存在を知りました。think-cell Japanはパワーポイントの便利なテンプレートや自動グラフ作成機能などを提供しており、それらの使い方について解説する業務委託のオンライン講師を募集しているとのことで、すぐに応募を決めました。

システムもパワポも得意ではありませんし、IT企業の業務にも触れたことがなかったので最初は苦労しました。それでも入社してからとにかく猛勉強に励み、いまでは1コマあたり1時間、1日あたり多いときで4~5コマの講師を担当しています。リアルタイムでリアクションが返ってくるので、「think-cell Japanのパワポはすごい!」と言っていただけたときは本当にやりがいを感じます。

think-cellは世界で120万人が使っているツールです。何を聞かれても答えられるオンライン講師としてのスペシャリストを目指すとともに、ライバー業も朝夜の配信を中心にがんばっていきたい。収入源が2つあるのは安心材料にもなりました。これからも二足のわらじで成長していきたいと思います。


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