長くかかわってきたお花の世界。8年前に、音とともに即興で花をいける“ライブ花いけ”の世界に魅了されました。
お花との最初の出会いは学生時代。華道部で草月流のいけ方を学ぶところからスタートしました。当時はただ、先生に言われた通りにいけていただけ。卒業後は金融業界に就職し、しばらくお花の世界から離れていました。
再び出会ったのは出産後、長女の公園デビューのときです。そこで知り合った友人がフラワーアレンジメントの講師だったのをきっかけに、フラワーアレンジメントの世界に足を踏み入れました。子育ては楽しいけれど、外の世界との交流が少なく息が詰まりがち。そんなときに思いがけず出会えたお花のひとときは面白く、引きこもりがちだった日々が豊かになりました。
その後、フラワーアレンジメントの講師資格を取得。お花の豊かさ、楽しさを伝えたいと考え、育児中の母親たちを中心に自宅や近辺のカフェで教室を展開しました。しかし、続けていくうちに、1つの疑問が生まれてきました。
「アレンジメントの形だけを教えていくことが自分のしたいことだろうか?」
そこから、花屋、ウェディングアトリエ、仲卸などさまざまなところでアルバイトを始め、それぞれの現場によって、花のスタイル、ニーズ、いけ方があることを知ります。
けれども、まだ自分のいけたい花には出会えません。模索を続けていたときに出会ったのが、現在も花いけを師事している花道家でした。一輪の花をとことん見つめ、その花の一番魅力的な瞬間を引き出すいけ方が、自分のいけたい姿だと気づいたのです。
花をいける過程、動作にも意味があること。そして、瞬間の連続でしか成り立たないお花の世界を、切り取って伝えられるアートとしての花いけをライブで開始。特に即興を得意とする音楽家とのコラボでは、お互いに影響を与え合いながら、1つの世界を作り出していく面白さと魅力があります。
この素晴らしさを多くの人に伝えていくため、ワークショップの活動にも力を入れていきます。いけ花の美の追求に、終わりはありません。
お花との最初の出会いは学生時代。華道部で草月流のいけ方を学ぶところからスタートしました。当時はただ、先生に言われた通りにいけていただけ。卒業後は金融業界に就職し、しばらくお花の世界から離れていました。
再び出会ったのは出産後、長女の公園デビューのときです。そこで知り合った友人がフラワーアレンジメントの講師だったのをきっかけに、フラワーアレンジメントの世界に足を踏み入れました。子育ては楽しいけれど、外の世界との交流が少なく息が詰まりがち。そんなときに思いがけず出会えたお花のひとときは面白く、引きこもりがちだった日々が豊かになりました。
その後、フラワーアレンジメントの講師資格を取得。お花の豊かさ、楽しさを伝えたいと考え、育児中の母親たちを中心に自宅や近辺のカフェで教室を展開しました。しかし、続けていくうちに、1つの疑問が生まれてきました。
「アレンジメントの形だけを教えていくことが自分のしたいことだろうか?」
そこから、花屋、ウェディングアトリエ、仲卸などさまざまなところでアルバイトを始め、それぞれの現場によって、花のスタイル、ニーズ、いけ方があることを知ります。
けれども、まだ自分のいけたい花には出会えません。模索を続けていたときに出会ったのが、現在も花いけを師事している花道家でした。一輪の花をとことん見つめ、その花の一番魅力的な瞬間を引き出すいけ方が、自分のいけたい姿だと気づいたのです。
花をいける過程、動作にも意味があること。そして、瞬間の連続でしか成り立たないお花の世界を、切り取って伝えられるアートとしての花いけをライブで開始。特に即興を得意とする音楽家とのコラボでは、お互いに影響を与え合いながら、1つの世界を作り出していく面白さと魅力があります。
この素晴らしさを多くの人に伝えていくため、ワークショップの活動にも力を入れていきます。いけ花の美の追求に、終わりはありません。
加藤ひろえ Instagram