5年勤めたテレビ局を退職し、TikTok動画を7万フォロワー・3000万回再生まで達成し、映像制作会社として独立しました。
昔からテレビが大好きで、大学在学中からテレビ局でアルバイトをしていた僕は、卒業後もテレビに携わる仕事がしたいと地元・山口県内にあるテレビ局に入社しました。営業部に配属され、テレビCMの出稿クライアントを開拓・営業する仕事を担当。経験を積むうちに、CMの枠売りに留まらない番組作りや1案件で1000万円の売り上げが立つような大規模プロモーションにも携わるように。しかし5年ほど経つと余裕も出て、何のために働いているのかと考えることが増えました。
――自分は、これからどう生きていきたいんだろう。
半年にわたってそんな自問自答を続けて葛藤を書き溜めみると、その量は気付けばノート数十冊分にも及んでいました。テレビの仕事は好きだし、得意先も同僚も大好きだけど、テレビ局の名刺の力ではなく、自分の力で生きていきたい。自分の力を試してみたい――。
僕は関わってきたすべての人に手書きの御礼状をしたため、テレビ局を去ることに決めました。
映像制作のスタートアップに勤務しながら映像制作の実務を学び、YouTuberの人生を紹介するショートムービーを作ってTikTokやYouTubeで配信すると面白いほどバズり、動画は3カ月で4000万回再生、開設したSNSアカウントのフォロワーは7万人に突入。これはビジネスにできると確信して2022年2月に独立して個人事業主になりました。そしてYouTuberの人生を紹介する動画の社長版「社長の名は」の制作を開始すると、数カ月で収益化に成功。2023年6月に法人化しました。
「社長の名は」を日本一のメディアにしていきたい。そして、それを証明することで地元の人々の希望になりたい。物語がある生活は、人生を豊かにします。生きていくのに必要なものは「衣食住+物語」だと言われる世界を築いていきたい。制作する人たちの地位向上にも寄与していきたいと思っています。物語を作る人の価値が上がれば人生を考える人が増えるし、人生を考える人が増えたら自分で決断できるようになるし人の気持ちもわかるようになるはず。そうすれば社会全体がよくなっていくはずだと信じて、このメディアをさらに拡大していきます。
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