24歳のとき、3歳上の恋人から「結婚を前提に大分の竹田市に一緒についてきてほしい」と衝撃のプロポーズ。彼は養鶏所の長男で、家業を継ぐことを決心したとのこと。関東で生まれ育った私にとって、竹田市は未知の場所です。でも、彼に阿蘇の「大観峰(だいかんぼう)」に連れて行ってもらって、その景色を見た瞬間に「結婚しよう!」と決意が固まりました。景色や雰囲気、空気もすべて自分にすごくなじんで、「ここでならやっていける」と思ったんです。この先の人生を彼と別々に歩むイメージが湧かなかったこともあり、「ついて行きます」と返事をしました。
2人の子どもを授かり、今は育児に追われています。移住した当初は知り合いもおらず、孤独だなと感じることもありましたが、子どもと道を歩いていると、おばあちゃんが、「あら、かわいいねぇ」と声をかけてくれたり、育児に疲れてしまったときに、「子どもはすぐに大きくなるんだから、もっと楽しく、気を楽に子育てすればいいんだよ」と話しかけてくれたり。日常的に知らない人同士が気づかい合うこの街の雰囲気に、私はすごく救われました。今は、自分の故郷以上にここが故郷だと感じています。
7月には、ママたちが気ままに過ごせるカフェ「caprices(カプリセス)」をオープンします。大好きな竹田市ですが、人口減少により消滅可能性都市だと言われています。地域に根差した活動をして、故郷を子どもたちに残すことが私の目標です。
(写真/小島直人)
2人の子どもを授かり、今は育児に追われています。移住した当初は知り合いもおらず、孤独だなと感じることもありましたが、子どもと道を歩いていると、おばあちゃんが、「あら、かわいいねぇ」と声をかけてくれたり、育児に疲れてしまったときに、「子どもはすぐに大きくなるんだから、もっと楽しく、気を楽に子育てすればいいんだよ」と話しかけてくれたり。日常的に知らない人同士が気づかい合うこの街の雰囲気に、私はすごく救われました。今は、自分の故郷以上にここが故郷だと感じています。
7月には、ママたちが気ままに過ごせるカフェ「caprices(カプリセス)」をオープンします。大好きな竹田市ですが、人口減少により消滅可能性都市だと言われています。地域に根差した活動をして、故郷を子どもたちに残すことが私の目標です。
(写真/小島直人)
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