2023年10月、憧れの日本で働くため、生まれ育った上海を離れ、来日することを決めました。
上海生まれ・上海育ちのわたしは、幼い頃から中国のバラエティー番組『東京印象』を見て、日本の文化や生活に強い憧れを抱きながら育ちました。東京の街はおしゃれで「いつか日本に住む」ことは私の夢でした。
大学では英語を専攻し、選択科目として日本語を勉強。在学中の2016年と2017年には、それぞれ1週間ほど日本に旅行に訪れ、銀座や渋谷、原宿などの東京の街や熊本・長崎をめぐるクルージングツアーを楽しみました。また、中国で放送されたケンタッキーのCMや資生堂のSENKA(専科)のCMなどにも出演したことがあります。
そんな学生時代の思い出から日本への思いを強くした私は、伊勢丹上海やZOZO上海などで働きながら、毎週土曜日には日本語塾に通い、13:30~18:00までみっちり日本語を勉強しました。2023年10月、30歳になる前に日本に行きたいと決意し、家族の心配を振り切って日本への移住を実現しました。
区役所や銀行の手続き、家具の組み立てなど一事が万事苦労しましたが、中国で主流のSNS「RED」を使って情報収集をしながら1つひとつ解決。日本でも引き続き日本語学校に通って日本語の勉強を続けながら求人サイトから語学を生かせるPRの仕事を探していました。
求人サイト経由で知った明豊エンタープライズは社内の雰囲気が明るく、面接の際に感じた社員の方々の温かさに心を打たれ、私の中国語、英語、日本語の3カ国語の言語スキルを生かしながら海外のマーケットに携われるという点に魅力を感じて入社を決意。現在は海外営業チームの主任として、新規事業開発に取り組んでいます。
今後はブランディングやPR以外にも営業のスキルを上げ、綜合的なビジネスセンスを磨いて会社に貢献していきたいと思っています。
(構成/岸のぞみ)株式会社明豊エンタープライズ ホームページ