坪根理恵

2022年、乳幼児睡眠コンサルタントとして、産後ママの「夜泣きで寝れない」といった睡眠トラブルを解決する活動を始めました。

大学卒業後、新卒で三菱UFJ銀行に入行した私。FP(ファイナンシャルプランナー)として長く勤務し、2014年に学生時代のアルバイト先で知り合った現在の夫と結婚。2017年に第1子の出産を経験しました。産休・育休はトータルで1年ほど取得し、その後、職場に復帰しました。

第1子はもともと夜泣きがひどい子ではあったのですが、職場復帰をするとさらに悪化。夜間授乳の時期を超えても頻繁に泣き、あの手この手を試してみても数時間泣き止まないことも頻繁にありました。毎日2~3時間しか睡眠が取れず、母子ともに体調を崩しがちな生活を送っていました。2019年に第2子を出産するとやはり4カ月ほどで夜泣きの時期に突入。そんなときにインターネットの検索で知ったのが、睡眠学、栄養学などさまざまな認定資格を世界的に提供している米国企業International Parenting & Health Institute(IPHI)でした。

おむつの替え方や抱っこの仕方にはさまざまな教材があるのに、寝かしつけや睡眠にまつわるジャンルは当時ほとんど解決策が示されておらず、「気合いで乗り切る」のが当たり前。自己流で改善策を模索していたため、これを機に専門的な知識を身に着けるべく、IPHIが提供している乳幼児睡眠コンサルタントの資格取得プログラムに申し込みました。2020年7月頃から勉強を始め、まず4カ月間は録画の講義を受講し、課題を提出。その後オンライン講義を4カ月間毎週受講してケーススタディを学び課題を提出、同時にモニタークライアントを集めて実際のコンサルティングを実施。レポートを提出して翌2021年4月に無事資格を取得しました。

本業のほうで副業がOKになった2022年8月のタイミングで申請を出し、Instagramを使って集客を開始。計40問の質問に回答してもらうことで家庭ごとの課題を抽出、科学的な根拠に基づいて改善サポートを実施します。夜泣きの原因は千差万別。毎週のZOOM会議や毎日のLINEサポートでマンツーマンサポートをする1カ月の長期サポートプランは特に人気です。2023年6月末には三菱UFJ銀行を退職。こちら一本で生きていくことを決めました。

夜泣きに悩んでいたときは解決策も見つからぬまま気力と体力ばかりが奪われ、どこかに消えてしまいたいとさえ思う日々でした。「気合いで乗り切れ」という風潮の中、寝られないという悩みは周囲に相談すらしづらいものです。そんな苦しみの渦中にいるママたちに、夜泣き問題は科学的に解決ができるんだということを伝えて楽になってもらいたい。まずはその事実を当たり前に知ってもらえる世の中になるよう、活動を続けていきたいと思います。


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