私が2020年の初めに決意したのが、「ワインエキスパートの資格を取る！」ことでした。決意というと大袈裟ですが、そのとき私は業務受託先の部署移動で、仕事を覚えるのに時間が足りない！ と頭を抱えている真最中。しかもワインスクールに通うには、最低40万円は必要です。「敢えて今、時間もお金も使ってやる必要があるのか？ 本業に必要な資格でもないのに……」。自問自答し、悩みました。
ただ、今になって「やっぱり受けよう！」と半ば勢いで決めて良かったと思えるのは、試験勉強の過程で自分らしさに再会できたから。そうだった、私は知らないことを知るのが何より好きだったんだ。そもそも、知らないことにいっぱい出会いたくて、会いたい人に話を聞きに行けるライターを志したんだった、と。
実際、勉強時間確保のために無理を重ねても、疲れるどころか、逆に生き生きとしてくる自分が不思議でした。無事に資格を取得し、ワイン愛を深めた私は、公私共にワインと生きるという新たな決断もしました。時間とお金をかけた分、関西人として言うなら「元とらせてもらいまっせ！」。……冗談はさておき、無理を承知で、ときにはキャパ超えに挑むのも悪くないと思えた経験でした。
ただ、今になって「やっぱり受けよう！」と半ば勢いで決めて良かったと思えるのは、試験勉強の過程で自分らしさに再会できたから。そうだった、私は知らないことを知るのが何より好きだったんだ。そもそも、知らないことにいっぱい出会いたくて、会いたい人に話を聞きに行けるライターを志したんだった、と。
実際、勉強時間確保のために無理を重ねても、疲れるどころか、逆に生き生きとしてくる自分が不思議でした。無事に資格を取得し、ワイン愛を深めた私は、公私共にワインと生きるという新たな決断もしました。時間とお金をかけた分、関西人として言うなら「元とらせてもらいまっせ！」。……冗談はさておき、無理を承知で、ときにはキャパ超えに挑むのも悪くないと思えた経験でした。
浅田よわ美 Twitter
