『関西から上京、チャンスが広がった』MAYUKO / 河本麻祐子　ダンサー

小学生のとき、安室ちゃんに憧れてダンスを始めました。「あんなふうに踊りたい！」とまねした「Body Feels EXIT」や「Chase the Chance」。大人になり、地元大阪でダンスのインストラクターの仕事に就きました。楽しかったけれど、どこかくすぶっている自分がいた。

大きなチャンスをつかんだのは、26歳のとき。あるアーティストの単発ライブのバックダンサーに選ばれたんです。数カ月東京でリハーサルをして、本番は横浜スタジアム3万人の前で踊りました。気持ちよかった！

大阪に帰るか、このまま東京に戻るか、すごく悩みましたが、「東京でダンスの仕事をしてみよう！」と決めました。それからは、自分が舞台に立つこともありますし、ジャニーズやAKB48グループの方々のダンスレッスンや振り付けアシスタントの仕事も多く任されるようになりました。2017年からは、堂本光一さん主演の舞台『Endless Shock』にもダンサーとして出演しています。

東京はやっぱり、チャンスの量が全然違う。大阪にいるときは、ダンスの仕事がこんなに幅広いなんて知らなかった。もし今、一歩を踏み出せずに悩んでいる人がいたら、勇気を出して動いてみてほしい。最初のチャンスをつかんだあとには、きっと大きなステージが待っています。