芦田洋祐

30代半ばに差し掛かってからのダイエットで、約40㎏の減量に成功しました。

身長172㎝、ベスト体重は65 ㎏。しかしお酒も油ものもスイーツも大好きな僕は、社会人になって少しずつ体重が増加。多少気にはなっていたけれど、ストレスもあり、なかなか減量に踏み切れずにいました。何となく、太っていること自体に諦めがあったようにも思います。

ところが35歳を過ぎた2021年10月の健康診断で過去最高となる115㎏を記録。そもそも110㎏を超えたあたりから階段を1フロア上がっただけで息切れし、数十秒間は会話もままならない状況でした。気道が塞がることでイビキもかくようになり、睡眠時無呼吸症候群によって睡眠の質も低下。体のいろいろなところに不調が増えていきました。
一方プライベートではコロナ禍であまりできていなかったバンド活動を徐々に再開。 バンドでドラマーとしてライブ活動が再開すると「ステージに立つ人間として、もう少し見た目に気を遣ったほうがいいのではないか」と思うように。健康診断の結果を最後のダメ押しとして、ダイエットにチャレンジすることに決めました。

僕が選んだのは、筋トレと食事管理という超王道ダイエット。栄養管理アプリ「あすけん」に課金し、カロリー制限だけでない、栄養管理を意識した減量を開始しました。朝食は低カロリー・低脂質のヨーグルト、昼食は職場で注文できるお弁当をご飯の量を半分ほどに減らして食べ、夜は具だくさんのスープのみ。お酒も半年ぐらいは制限しました。
僕は運動神経ゼロなので、運動は平日1日8000歩、休日は1万5000歩ほどのウォーキングを実施することにしました。JR山手線を3日かけて1周歩いたこともあります。筋トレは昔から好きだったので2日に1回1時間ほどジムに通ってベンチプレスやレッグプレス、懸垂などを実施。3カ月で30㎏の減量に成功しました。その後は緩やかに減少し、ダイエット開始当初から約1年で115㎏から69㎏へ、約40㎏の減量に成功。体脂肪率も12%を達成しました。

「痩せること」自体ではなく、「自分が好きで続けられること」をゴールに変えたことで無理なく続けることができました。イビキもかかなくなり、その他の不調も改善。昔の友人と待ち合わせると100%の確率で素通りされて気づいてもらえませんが(笑)、そんな変化も楽しみながら、これからも健康管理を続けていきたいと思います。

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